2014年5月アーカイブ

仕事の合間に出来る肩こり改善エクササイズ
便利になった現代社会における日常生活の副産物として、「生活習慣の乱れ」「運動不足」が、あげられますが、肩こりの原因の中で、一番多くみられるのは筋肉の疲労によるものです。
デスクワーク等による長時間での同じ姿勢、これに伴う不良姿勢など、全身を使わず同じ筋肉のみ使いつづけた結果、筋肉が疲労をおこし、肩こりが現れます。
筋肉の役割の一つに、血液を全身に流すポンプの役割があります。筋肉を長い時間使い続けていると、ポンプとしての働きが追いつかなくなってしまい、結果的に血流が悪くなってしまうのです。血の流れがスムーズでなければ、筋肉をはじめ、体の細胞も酸欠状態に陥ります。そうなると、筋肉を使って生産された疲労物質が、血液に乗って排泄されるということが滞りがちになります。これを繰り返していると筋肉が硬くなってしまい肩こりとなります。
筋緊張性頭痛など肩こりからくる頭痛は、重い痛みとして感じ、頭全体が痛くなったり、後頭部から肩にかけて痛みます。肩こりにより、頭を支える筋肉が緊張し、血流が悪くなるために起こるものです。
この場合は、血行をよくしてあげると症状が治まり、楽になります。
どうしても長時間の作業をしなければいけない場合、休憩をとって体をほぐしながら行いましょう。肩がこったままだと、作業も辛くなってしまいます。効率よく作業を行うためにも休憩は必要です。
また、一部の筋肉だけを長時間使い続けることは、肩こりによくありません。
その他に、内臓に疾患がある場合、肩こりの症状が出ることがあります。体内の臓器に異常があると、その臓器がある側の肩がこる場合があるのです。心臓や脾臓、胃に疾患がある場合は左、肝臓なら右、左右対称に臓器がある場合は両肩といった具合です。これら内臓疾患が原因で起こる肩こりは、疾患が治癒しなければなくならないでしょう。
さらに、目を酷使することも肩こりの悪化に繋がります。仕事やプライベート問わずパソコンを触るなど細かな作業を続けることにより首筋から肩にかけて血行が悪くなり筋肉がかたくなってきます。

これらの症状改善のため血流をアップさせるには、1時間に1回程度エクササイズを行うことが効果的であるといわれています。お仕事の合間に頭を様々な方向へ動かし、予防を心がけましょう!

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